ウイラ県はアンデス山脈の東部と中部に挟まれた地域で、その間をマグダレーナ渓谷が走っています。コロンビアのコーヒー生産地の中で最も南東に位置し、ここでしか味わえない素晴らしいフレーバーをもつ生産地として知られています。また、1年を通して適度な降雨と温度に恵まれ、2000メートル越えの標高でもコーヒーが栽培されているところもあり、特徴的な酸質の所以とも言えます。ウイラ県ではコーヒー生産者の多くが7エーカーに満たない小規模農園で、家族総出で丹念に育てられています。
ホルヘ氏は10年ほど前、ブエナ・ビスタ農園を購入しました。彼の夢は高品質なコーヒーを栽培することです。最初はタビ種を栽培していましたが、あまり良い結果は得られませんでした。
その後、ピンクブルボンなどの栽培を開始し、その努力の結果、現在では認証農園となり、高品質なコーヒーを生産しています。